設計の考え方
新しく住まいをお考えの方へ
自分たちに相応しい暮らし方とは?将来はどのように暮らしが変わっていくのだろうか?
いろいろ思いを巡らせるけれど、自分たちのことなのに、意外に自分たちでは分からない、そのような方がほとんどではないでしょうか。
設計者はお客さまに寄り添い、ニーズを的確に読み取り、さまざまな課題を克服し、住まいを実現していく伴走者だと考えます。
Designとは美しい、おしゃれ、かわいいといった空間をかたちづくることであると同時に、そこに住まう人の家族構成や生活スタイルに沿った快適な空間づくり、そして将来的な生活スタイルの変化も見据えたものでなければなりません。
さらに資産としての価値を損なわないような、総合的な技であると考えます。
肩肘を張らずに、自分たちのライフスタイルにフィットした、普通に住むことが楽しくなる、自然な暮らしをかたちにした住まいを御提案致します。
設計・監理料について
一般的な新築住宅の設計・監理費は工事費の9~11%になります。
新築住宅の設計から竣工までのステップ
① 御相談・お問い合わせ
E-mail・FAX・TEL等で、お気軽にご連絡ください。
御相談内容を伺い、打ち合わせの日程を調整させて頂きます。
敷地の選定段階からでも御相談に応じます。
狭小な土地、いびつな形状の土地など、「こんな敷地で大丈夫?」と思われるような土地でも、意外にもユニークで住み心地の良い住まいを実現することが出来ます。
② 現地調査・ヒアリングと基本計画
法令規制等も含めた敷地の調査を行い、お客様の住まいに対する御要望をお聞きしたうえで、イメージプランと設計から工事費までの総合的な概算予算書を御提案致します。
③ 設計監理契約
総合的な方向性をご理解頂いた上で、設計監理業務委託契約を締結します。
一般的な新築住宅の場合、設計監理業務委託費は工事費の9~11%になります。
※構造、規模、用途等により異なりますので予めご了承ください。
④ 基本設計
お客様のご要望に応じたプランの展開およびコストや竣工時期等について、打合せを重ねていきます。
図面に加え、模型やイメージスケッチを作成し、お客様とのイメージを共有しながら進めていきます。
配置図・平面図・立面図・断面図の作成や基本的な仕様をコストに配慮しながら進めていきます。
⑤ 実施設計
基本設計をもとに、技術的な詳細図面を作成していきます。
設備機器などの細かな仕様も決定します。
⑥ 工事施工業者の選定、工事費見積と工事請負契約
お客様との相性やグレードを考慮に入れ、質の高い工事を行う施工業者を選定致し、設計図面に基づく、工事費の見積書を御提示致します。
コストが予算をオーバーする場合は、グレードを出来るだけ維持しながら、コストダウンを図る御提案をさせて頂き、最終的に御了承頂ける金額まで繰り返します。
最終的に合意が出来る金額に達して工事施工業者と工事請負契約を締結して頂きます。
⑦ 法令申請手続き
申請手続きは着工時期に合わせて随時進めていきます。
特に複数の法令による規制が厳しい地域では、法令申請に充分な期間が必要となります。
すべての法令確認・許可を得たのち着工可能となります。
⑧ 施工および工事監理
工事中は設計図書との整合性を確認します。
地盤改良・基礎工事・構造フレームについては、中間検査の受検が法令により義務化されていますが、設計監理者は竣工後に隠れてしまう断熱材や各種下地材、設備配管等すべてを細かくチェック致します。
工事中であってもお客様の仕様変更のご要望には適宜対応していきます。
必要に応じてお客様にも立ち会いをしていただく場合がございます。
⑨ 各種検査の実施
完成した建物が法令に適合していることを、検査機関による完了検査を受検致します。
建築士事務所として、最後にお客様による検査も行って頂き、契約図面通り工事が行われていることを御確認して頂いた上でお引き渡しとなります。
⑩ 竣工・お引き渡し
設備機器の取り扱い説明を行い、すまいについてご了解頂いた上でお引き渡しとなります。
お引き渡し前に、竣工写真の撮影やお客様のご要望により内覧会を開催させて頂くことも可能です。
⑪ アフターケア
法令で定められた漏水や構造的な瑕疵のみならず、不具合が生じた際にはご連絡を頂き、最善の対処法を提示します。
また将来的に生じる模様替えなどの御相談にも対応してまいります。
※別途費用が必要となる場合があります。